来週の為替相場見通し=週末6日の米雇用統計を注視

 来週の東京外国為替市場の円相場は、12月6日に予定されている米11月雇用統計の結果を注視する展開となりそうだ。予想レンジは1ドル=101円50~103円20銭、1ユーロ=137円50~140円00銭。この週は、良好な米経済指標などを背景に一時102円60銭台まで円安が進んだ。米NYダウが最高値を更新し欧州経済にも回復期待感が強まるなか、ドルやユーロを買う動きが出る一方で円は売り物に押された。市場には、「今度こそ1ドル=100円の値固めは進んだ」(アナリスト)との見方が出ている。とは言え、最大の焦点は来週末の6日に予定されている米雇用統計となる。非農業部門雇用者数が20万人を超えれば、年内の量的緩和(QE)縮小開始もあり得るだけに、市場の波乱要因となる可能性もある。来週2日の米11月ISM製造業景況指数など米国で重要経済指標の発表があり、その内容次第では値の荒い展開もあり得る。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)