東京市場はさすがに月末・週末重なり、足踏み

終日、狭いレンジ内で、ブレ誘う
後場は、小甘く始まりました。
その後、前場、先物主導の裁定解消買いを誘う動きがありましたが,後場は逆に裁定解消売りによって、下に振らされました。
上がらないなら、下ブレさせてやろう、ということでしょう。
13時15分に、本日の安値15507円を叩き、そこから二点底をつけて切り返すという展開になりました。
このときドル円は、102.20円台で推移していました。
増田足
増田足では、日経平均現物の6色分布(11月28日⇒11月29日)は上昇銘柄群が、85.7⇒87.1%。下落銘柄群が14.3⇒12.9%。
6色帯は、「緑(上昇)」 13日連続です。
日経平均現物・先物ともに「先読み」「未来の窓」は、連続ピンクですが、本日の足踏みの結果、その先はやや頭打ち想定で、勢いがためられると見ているようです。
ドル円のほうもよく似ています。
米国の年末商戦
米国の年末商戦は、今年、株高と住宅価格の上昇があったことで、おそらく強いものであろうと想定されています。
それを占うのが、今晩のブラックフライデーと、来週週明けのサイバーマンデーと呼ばれるものです。
前者は実際に販売店に足を運ぶ消費動向ですが、ブラックとは、どんな赤字の店でも1年でこの日ばかりは多いに繁盛して黒字になる、ということからつけられています。
後者は、オンラインショップがキャンペーンを始める日に当たることが多いので、ネット普及以降、注目されるようになりました。

これらに先駆けて消費動向を示すものが、昨日二つ報道されています。
一つはIBMの調べによるインターネット通販の動向ですが、昨年の同時期に比べて9%増だそうです。
また、もう一つはアマゾンの売上げですが、前年同時期に比べて4割増ということですから、やはりかなり好調な出足ということが言えそうです。
来週の相場
来週あたり、ヘッジファンドが名実ともに新年度入りして、果たしてどう動くかということが取りざたされていますが、実際に現物株をせっせと買い込んでるのは外人といっても、ミューチュアルファンドや年金が主体です。
彼らがこぞってこのところ買ってきたのには、それなりの大量の売りがあったからにほかなりません。
その大量の売り手とは、日本の個人投資家です。これは証券優遇税制が切れるため、株高の局面で売ってきていることになります。
この大量の売りがあればこそ、外人が大量に日本株を買えたわけです。
この売りが無ければ、外人もさほど買ってはこなかったでしょう。
日経平均もここまで上昇していたかも、疑問です。

けっきょく相場というものは、売りが出てくることで、それを吸収する大規模な買いで上がります。
ということは、今後もし、相場がまだしぶとく上がるのであれば、個人投資家は引き続き売ってくるでしょうが、どうやら12月に入りますと、そろそろ売り玉の規模もペースダウンしてくるのではないか、と想像されます。
それに応じた外人の買い規模も次第に細ってくるかもしれません。