ダウの反発を想定も、上値の重さは意識されやすい

2日のNY株式市場は堅調推移も、雇用イベントなどを控え、上値の重い展開となりそう
時間外取引のCME米国株式指数先物は反発、先週末引けにかけて急失速した反動を受けたスタートが優勢となっている。
特に懸念する悪材料もなく、年末商戦の行方や今晩発表の経済指標の結果を受けた反応が材料視されるだろう。

しかしながら、今週は週末にECB理事会の結果や米国雇用統計の結果発表が控えており、上値追いを強める動きは限定的とみている。
海外市場の悼尾の一振は来週以降になると思われ、今週の一段高の可能性に委ねるよりも来週以降の展開に期待することが重要と考えている。
今晩予定のイベントは、ユーロ圏で各国PMI確報値、米国ではISM製造業指数の結果が発表予定
今晩予定されている経済指標については、欧米で製造業指数の結果が発表され、その結果に対して為替・株式ともに反応するだろう。
特に米国ISM指数は全体指数の結果よりも、新規受注や新規雇用の詳細な結果が重要で、明後日のADP統計を意識した値動きが強まるかもしれない。

また、仮に市場予想を上回ったとしても市場の反応は限定的と思われ、雇用統計が無事通過するまでは積極的なリスク選好に傾かないはずだ。
ユーロ指標については確報値なために反応は限定的と見ているが、結果次第ではユーロ円の138円台へ導く動機になる可能性はあるとみておくことも重要だ。
米国では年末商戦の動向が伝わり、残るはネット通販の行方がマーケットを左右しそう
16時半にスタートした日経平均先物は15700円台を回復、夜間取引はややポジティブなスタートとなっている。
東京市場に伝わった米ブラックフライデー動向は前年比でマイナスだが、概ね想定どおりに着地しており、ネガティブな反応とならないだろう。
その分、サイバーマンデー(ネット通販)動向がナスダック指数などの動向に影響するものと思われ、先週末eコマース関連が賑わっていただけに結果が大きく影響すると考えている。

ISM指数や取引時間開始前に伝わる材料次第で3市場ともに上昇すると見ているが、年内の重要イベントは週末にあり、上値を買う動きは限定的、仕掛け辛さを感じる展開となるだろう。
日経平均・東京市場上昇の鍵はナスダック次第、ISMの結果よりもeコマース関連の動向次第といえそうだ。