なぜか“上昇する日は大幅、下落の日は小幅”

日経平均は3日ぶり反発、円安見通しが株価下支え
 あすの東京株式市場は、外国為替市場での円安・ドル高傾向が継続することを背景に、日経平均株価は3日ぶりに反発することになりそうだ。

 2日の東京株式市場は売り買い交錯も、やや売りに押される展開。後場後半は下げ渋り、一時プラス圏に浮上する場面もあったが、日経平均株価終値は、前週末比6円安の1万5655円と小幅続落。東証1部の売買代金は1兆8806億円と2兆円を下回り、11月20日以来の低水準となった。

 続落といっても、日経平均株価は前週末比わずか6円安。東証1部の値上がり銘柄数は929で、値下がり銘柄数の663を大きく上回り、TOPIX(東証)は、前週末比0.28ポイントと小幅ながらプラスで引けた。

 市場関係者からは「なぜか最近の相場の特徴として“上昇する日は大幅、下落の日は小幅”という現象が定着している」との声が聞かれる。

 過去12日間のうちで、上昇した日数の比率から、 市場での、買われすぎ、売られすぎの状態を見る指標に“サイコロジカルライン”があるが、きょう2日の時点で日経平均株価にこれを当てはめると、高安の比率は「5勝7敗」と負け越し。ただ、その12日間に日経平均株価は、778円の上昇をみせている。5回の上昇日の平均は222円高。半面、7回の下落日の平均は47円安と、下げ幅に比べて上げ幅が4.7倍に達している。

 下落幅が上昇幅に比べて小幅にとどまっている背景には、外国為替市場で一段の円安・ドル高が進行するとの見方が根強く、これが株価の下支えとなっているようだ。