日経平均は底堅く、下げ渋り

日経平均は6円安。TOPIXはかろうじてプラス
ドル円は、102.30円台でおおむね推移し、大引けでは102.40円台に引き締まりました。
日経平均は、後場、13時35分ごろ、本日安値15579円をつけましたが、その後は下げ渋り。大引けには引き締まって15675円と、プラス圏に浮上する局面もありました。
大引けは、6円安でした。
TOPIXは、かろうじてプラスで終わっています。
日銀黒田総裁記者会見
午後、名古屋市内で日銀の黒田総裁が記者会見をしました。
午前中の金融政策懇談会で今年4月に始めた異次元緩和について、2014年末が期限ではない、という見解を示した理由について、「外国人には、期限は2年という誤解がみられるためだ」と説明。
午後、82円安から切り返したのはこうした背景があったためのようです。
増田足
田足では、日経平均現物の6色分布(11月29日⇒12月2日)は上昇銘柄群が、87.1⇒86.6%。下落銘柄群が12.9⇒13.4%。
6色帯は、「緑(上昇)」 14日連続です。
日経平均現物・先物ともに「先読み」「未来の窓」は、いずれもブルー続きで頭打ち。
ドル円。は連続のピンクでまだ上昇トレンドを維持しています。
様子見の背景
相場が様子見となったのは、本日だけの特徴ではないでしょう。
米国では、週末の雇用統計を始め主要なマクロ経済指標が目白押してあり、来週には日本ではメジャーSQが予定されていることなど、カレンダースケジュール的にどうしても及び腰になるのは当然でしょう。
日経平均の足踏み
経平均は、この3週間で1600円上昇しています。
また、年初から50%以上の上昇といいますと、1986年と、小泉内閣のときの二度だけです。
ドル円然りですが、いったん相場が下を向いたときには、すでに4兆円に増大した買い残による解消売りが警戒されています。ただし、こうした需給というものは、需給それ自体が相場の方向性を決定するわけではありませんから、下落が始まった場合の加速要因として注意しておいたほうが良い、というていどで構いません。
相場が目先調整になるシグナルとして、先述のドル円をウォッチしておくべきですが、調整そのものの背景は、基本的には外人のクリスマス休暇前のポジション調整だ、ということはこれまでも指摘したとおりです。
今月の押し場の想定
具体的には、18日に日本株を売買すれば、受け渡しは23日。19日に行えば、受け渡しは24日ですから、このあたり、外資系のバックオフィスを抱えるところは、とてもではありませんが、繁忙を避けようとするでしょう。
従って、売買そのものが続いたとしても、13日のメジャーSQ以降、時を追って漸減していくのではないか、と思います。そして、13日までの相場をどうしのぐかというポイントは、今週末の雇用統計で決定されると考えるのが自然です。
このように考えますと、まず今後出来高が買いで増大していくことはほぼ無いということでしょうし、相場が押すとしたら、やはりここから外人が実質的には休暇に入る20日ごろまでではないか、と考える次第です。