東京株式(寄り付き)=為替の円安進行を受けて買い優勢

 3日の東京株式市場は買い優勢のなか始まり、寄り付きの日経平均株価は前日比92円高の1万5747円と反発。前日の米国株市場では、年末商戦最初の週末である11月28日~12月1日の小売業販売が全体としてやや盛り上がりを欠いたことを嫌気して売り優勢、NYダウが77ドル安と続落した。しかし、外国為替市場で1ドル=103円台に入るなど円安傾向に振れており、これが主力株を中心に株価に浮揚効果を与えている。もっとも日経平均株価は依然として過熱感が意識され、利益確定売り圧力も残されている。今週末の11月の米雇用統計など、米国の重要な経済指標の発表を控えていることも売買の手控えムードにつながる。引き続き流動性相場への期待感はあるものの、足もとは全体商いがやや低下傾向にあることも上値を重くして、買い一巡後は為替の動向を横にらみに強弱感の綱引きとなりそうだ。業種別には33業種中、空運、石油、電力ガスなどを除き総じて高い。値上がり上位業種は紙パルプ、ゴム製品、その他製品、鉱業、情報通信など。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)