東京株式(前引け)=円安を追い風に反発

 3日前引けの日経平均株価は前日比82円高の1万5737円と反発。前引け時点では、11月28日の年初来高値を上回っている。前場の東証1部の売買高概算は13億9480万株、売買代金は1兆1533億円。値上がり銘柄数は957、対して値下がり銘柄数は640、変わらずは164銘柄だった。
 きょう前場の東京株式市場は、前日の米国株市場が軟調だったものの、外国為替市場で1ドル=103円台に入るなど円安・ドル高が進行したことから、これを足場に主力株を中心に買いが優勢となった。朝方は高く始まったものの、その後は利益確定売りも出て、前日終値近辺まで伸び悩む場面もあった。しかしプラス圏は維持し、為替が取引時間中に円安方向に傾くと、改めて買い直される動きとなった。全般はやや手掛かり材料難のなかで為替の動きに連動しやすくなっている。また、円安好感する動きとはいえ輸出株よりもむしろ内需株に物色の矛先が向かっており、全体は出遅れ株の水準訂正を促す地合いとなっている。
 個別ではソフトバンクが買われ、マツダ、トヨタも堅調。三菱UFJ、三井住友など大手銀行も買いが優勢。パナソニック、ソニーもしっかり。積水化が急伸、ASB機械も大幅高。JUKI、シキボウなどの低位株も物色人気となっている。半面、SBIが安く、ファーストリテも冴えない。ナイガイが急反落、オプト、宮地エンジ、日産東HDなども利食われた。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)