<動意株・3日>(前引け)=田中化研、ピジョン、パイオニア

 田中化学研究所<4080.T>=急伸。きょう付の日本経済新聞で、積水化学工業<4204.T>が電気自動車などに搭載する蓄電池「リチウムイオン電池」の新材料を開発したと報じられたことがきっかけ。田中化研は10月1日に、NEC<6701.T>と積水化学工業、独立行政法人産業技術総合研究所と共同で、新規鉄マンガン系正極を使った次世代リチウムイオン電池を開発したと発表しており、思惑買いが流入しているようだ。

 ピジョン<7956.T>=続伸。2日の取引終了後、14年1月期の連結業績見通しを従来予想の売上高766億円、経常利益93億円から、売上高772億円(前期比18.6%増)、経常利益107億円(同44.8%増)に上方修正したことを好感。中国を中心とした海外事業の拡大が継続していることに加えて、円安効果や各生産子会社の稼働向上などが業績を押し上げるとしている。

 パイオニア<6773.T>=堅調。信用取組は売り買いともに厚く、取組妙味を背景とした上値追いが期待されている。東証信用残は11月22日申し込み現在で売り残1779万7000株、買い残2697万8000株で信用倍率は1.52倍。前週比で売り残はやや減少しているものの依然として踏み上げ相場への素地を内包している。北米をはじめとする世界的な自動車販売拡大を背景にカーナビなどの車載機器のOEMが伸び、14年3月期は営業66%増益の100億円見込みと業績底入れが鮮明。

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出所:株経通信(株式会社みんかぶ)