午後:債券サマリー 先物は続落、米長期金利上昇に警戒感も

 3日の債券市場では、先物中心限月12月限は続落。外国為替市場で1ドル=103円台への円安が進み日経平均が上昇するなか、安全資産の債券は売り先行となった。
 後場の先物は144円99銭でスタートし、一時144円83銭まで下落した。2日のニューヨーク市場で米ISM製造業指数が良好な内容だったこともあり、米長期金利は前日比0.05%上昇の2.8%をつけた。今週末6日の米雇用統計も良好な内容となれば年内の量的緩和(QE)縮小開始もあり得るだけに、債券市場には高値警戒感も膨らみつつある。ただ、一方で市場には「来年4月の消費増税を前に日銀の追加金融緩和実施も」との観測も流れており強弱感は対立。下落場面では下値を拾う動きも出ている。
 この日の先物12月限は144円97銭で始まり、高値は144円99銭、安値は144円83銭、終値は前日比19銭安の144円84銭。出来高は3兆936億円。10年債の利回りは前日比0.020%上昇の 0.630%、20年債は同0.015%上昇の1.500%、30年債は同0.020%上昇の1.670%だった。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)