あす(4日)の株式相場見通し=円安基調背景に続伸、目先過熱感は意識

189b3ff92

 あす(4日)の東京株式市場はきょうの地合いを継続して買い優勢の展開が想定される。
 3日の東京株式市場は終始買いが先行し、日経平均株価は3日ぶりに年初来高値を更新した。売買代金も2兆4000億円台まで膨らみ、手控え要因が多いといわれながら、市場参加者の増勢を暗示している。
 ただ、内訳をみると値下がり銘柄数が値上がりを上回り、実態面ではそれほど買い意欲の強い相場ではない。日経平均の25日移動平均線との上方カイ離は5%を超え、上値を買い進むにもやや慎重となっていることがうかがえる。
 カギを握るのは為替の動向だ。1ドル=103円台後半への円高修正の流れが継続すれば先物主導で現物株にも浮揚力が働き、新値追いとなる可能性は高い。円売りポジションも積み上がってはいるが、日銀の追加緩和期待を背景に足もとは円安の流れが続く公算が大きく、それにリンクするかたちで買い優勢となるのではないか。もっとも、株式市場の目先過熱感が意識されていることに変わりはなく、上値に対しても伸びを欠き、上げ幅は限定的となりそうだ。
 日程面では、海外で重要指標が目白押しだ。日本時間朝方に7~9月期の豪GDP、夜には10月のユーロ圏小売売上高、11月のADP全米雇用リポート、10月の米貿易収支と続く。さらに9月と10月の米新築住宅販売件数、11月の米ISM非製造業景況感指数、米地区連銀経済報告も予定されている。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)