明日の重要イベント控え、ダウの続落を想定

3日のNY株式市場は序盤堅調推移するも、引けにかけて上値の重い展開になるだろう
時間外取引のCME米国株式指数先物はダウ続落、ナスダック先物は反発しているが、引けにかけて明日以降のイベント調整リスクを警戒した動きが広がるとみている。
特に懸念する材料が出ているわけでもないが、QE3縮小も意識している中、債券利回りは上昇し金先物は大幅安で昨日の取引を終了した。

今晩は注目イベントも限られており、経済指標についても民間の景気楽観指数が発表する程度だが、要人発言でタカ派のラッカー連銀総裁による講演が予定され、注目度は高い。
ここにきて上向いている経済指標を睨み、年末最後のFOMCに向け債券買い入れ縮小を話題に挙げると、上値の重い展開が視野に入ってくるはずだ。
今晩予定のイベントは、ユーロ圏で生産者物価指数、米国ではIBD/TIPP景気楽観指数の結果が発表予定
今晩予定されている経済指標については、ユーロ圏で生産者物価指数が発表され、デフレリスクが問われる中、為替的な注目度は高い。
また米国では民間による指標・IBD/TIPP楽観指数の結果発表が予定されており、市場予想を上回れば債券売り・株売りの構図になるかもしれない。

昨日は金先物が急落、QE3縮小による債券買い入れの行方を懸念する動きが広がれば、下落幅は限定的でも積極的なリスク選好に傾き辛い。
明日にADP雇用統計を控え、ここは様子見を決め込んだ動きが強まるだろう。夜間取引はあくまで為替次第に落ち着きそうだ。
米国でラッカー・リッチモンド地区連銀総裁が講演予定、同氏はタカ派のひとり
16時半にスタートした日経平均先物は終値付近でのスタート、15時以降に失速した先物は上値の重い展開となっている。
今晩は夜間取引終了直後に、リッチモンド地区連銀総裁が講演を予定しており、タカ派を自負しているだけにその内容は株式市場への影響が大きいだろう。
ここ最近の経済指標が堅調に推移しており、債券買い入れ縮小を意識されてもおかしくないところ、言及度合いが強ければ続落はやむなしというところ。

明日はADP雇用統計で、週末の結果も想定した動きが活発になる。
このタイミングでの買いによるリスク選好は辛く、ダウの続落を想定している。
ただし、Appleに絡んだ材料もあって、ナスダックの反発に関しては期待しておきたい。