東京株式(寄り付き)=米株安、円高受けて売り先行

 4日の東京株式市場は大きく売り先行、寄り付きの日経平均株価は前日比229円安の1万5520円と反落。前日の欧米株市場が総じて安く、米国株市場ではNYダウが94ドル安と続落したほか、為替市場で円が買われ1ドル=102円台前半の推移となっていることから、主力株中心に売りが優勢となっている。日経平均株価は前日に年初来高値を更新したが、ここ急速な上昇から過熱感が意識されており、11月8日の1万4086円から前日の引け値までで約12%の上昇を示しており、戻り売り圧力が強い。先物主導で上昇してきたことで裁定買い残も積み上がっており、引き続き為替の動向を横にらみに先物主導で下げが助長される可能性もある。ただし、世界的な低金利環境を背景とした流動性期待に変わりなく、中期的な先高期待は強いことから、売り一巡後は押し目買いも想定される。業種別には33業種中、鉱業、空運を除き全面安。値下がりで目立つのは精密機器、ガラス土石、紙パルプ、電気機器、非鉄など。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)