昨日の下げは「押し目」となるか=外為どっとコム総研 石川久美子

昨日の下げは「押し目」となるか
ドル/円相場は昨日、103.377円まで上昇するも、その後は利食い売りなどに押されて102円を一時割り込むという、荒い値動きとなった。

今朝の段階では102円台を回復しており、本日もここで足場を固められるか、それとも再度売り優勢となるかが注目される。本日は米国の経済イベントが非常に多い。特に、6日発表の米11月雇用統計の前哨戦と言える米11月ADP全国雇用者数(22時15分)や米11月ISM非製造業景況指数の結果は重要となってくるだろう。
双方良好なら、昨日の下げを良い押し目として再度上値を追う展開になる可能性がある一方、弱い内容が重なれば、102円を再度割り込んで、もう一段下落する可能性もありそうだ。

また、量的緩和(QE)縮小時期を窺う上では米地区連銀経済報告(ベージュブック、28時)も重要と考えられる。
通常はベージュブックが為替相場で材料視されることは少ないが、かなり強気の内容であれば、早期QE縮小開始観測を補強する材料となり、ドル高要因になってくることもあり得るため、内容には注目したい。