各国株価、米長期金利下落で円高、ドル安

ドル円はヘルシーな調整か
昨日の海外時間には、米長期金利と各国株価が下落したことから全般的にドルが売られる中円買いが強まりました。

欧州時間序盤、特段の材料はありませんでしたがややユーロ買いが強まって、ユーロドルは1.3570台まで上昇し、ユーロ円は140円台に乗せました。しかしその後米長期金利と各国株価が下落を開始したことから、円買いが強まってドル円は102.50円台まで、ユーロ円は139.10円台まで下落しました。ムーディーズがポルトガルの銀行の政府保証債務の格付け見通しを「ネガティブ」から「安定的」に引き上げたこともユーロ買いを後押ししました。

NY時間にはいって、米長期金利と各国株価が一段と下落幅を広げると、ドル円は102.20円台まで、ユーロ円は139.00円台まで下落し、ユーロドルは1.3610台まで上昇しました。

NY時間午後にはいると、米長期金利の下落が止まったことからユーロドルは上値の重い展開へ移行しユーロドルは1.3580台まで反落しました。一方NYダウが軟調な取引を続けていたことから円買いは続き、ドル円は101.90円台まで、ユーロ円は138.70円付近まで下げ幅を拡大しましたが、米長期金利がやや上昇したことや、NYダウが下げ止まったことからドル円は102.50円付近までユーロ円は139.30円台まで買い戻されました。

東京時間にはいってからは株価睨みの取引きが続き、朝方ドル円が102.60円台まで上昇しましたがその後反落しています。

今日の海外時間には、ユーロ圏・11月サービス業PMI、英・11月サービス業PMI、ユーロ圏・10月小売売上高、ユーロ圏・第3四半期GDP、米・11月ADP民間雇用者数、米・10月貿易収支、米・11月ISM非製造業景況指数、米・10月新築住宅販売件数、加中銀(BOC)政策金利の発表と、米・ベージュブック(地区連銀経済報告)の公表が予定されています。

引き続き、ドルは米長期金利動向に左右され、円は株式市況に左右される展開が続くと考えられます。今日は多くの経済指標発表がありますが、米・11月ADP民間雇用者数、米・11月ISM非製造業景況指数の影響が大きいと予想できます。