東京株式(大引け)=341円安、先物売りが下げを助長

A33c24acc

 4日の東京株式市場は、前日の欧米株安や為替が円高方向に振れたことなどが契機となって急反落となった。先物安からの裁定解消売りが全体指数を押し下げた。
 大引けの日経平均株価は前日比341円安の1万5407円と大幅反落。東証1部の売買高概算は25億4009万株、売買代金は2兆3876億円。値上がり銘柄数は199、値下がり銘柄数は1483、変わらずは81銘柄だった。先物主導の下げとはいえ、全体の84%の銘柄が下落する全面安商状となっている。
 きょうの東京市場は、前日の欧米株が全面安で、米国株市場ではNYダウが9月下旬以来約2カ月ぶりとなる3日続落となったことから、リスク回避の売りが集中した。為替市場では海外で一時1ドル=101円台に入る円高となり、買い手控えムードを助長した。為替の円高にリンクさせた先物への大口売りが裁定解消売りを誘発、指数寄与度の高い銘柄を中心に売り込まれ、日経平均は一時400円を超える下げとなった。今週末に11月の米雇用統計発表を控えており、これを見極めたいとの思惑も影響して、押し目に買い向かう動きはまばらだった。
 個別では、ファーストリテ、ファナックが大幅安、ソフトバンクも軟調。凸版印、ビットアイルが急落、NTN、新生銀も安い。東芝機、ヤマハ、宝HD、セコムなども値を下げた。半面、ドワンゴが買われ、日産東京HDが堅調。ナイガイも切り返した。CVSベイ、SMS、GSIクレオスなども物色人気。このほか低位材料株では沖電線、シンフォニアが高い。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)