午後:債券サマリー 先物は小幅高、GPIFの運用姿勢に関心も

 17日の債券市場では、先物中心限月12月限は小幅高。株式市場の下落を受け債券には買いが流入した。ただ、年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)が国内債の保有割合を減らす可能性があるとの一部報道が流れ、引けにかけ上昇幅は縮小した。
 後場の先物は144円93銭でスタートし、一時144円77銭まで下落した。この日は、「残存期間1年超3年以下」のほか、「同3年超5年以下」「同10年超」の買いオペが実施された。応札倍率はそれぞれ6.19倍、4.14倍、4.01倍だった。GPIFは現在、運用資産の6割を国内債が占めているが、この比率が今後低下する可能性が市場では懸念された。米国で発表されるADP雇用統計の結果も注目されている。
 この日の先物12月限は144円95銭で始まり、高値は144円98銭、安値は144円77銭、終値は前日比2銭高の144円86銭。出来高は2兆8408億円。10年債の利回りは前日比変わらずの 0.630%、 20年債は同0.005%低下の1.490%、30年債は同0.005%低下の1.660%だった。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)