朝方の売り一巡後は、下げ渋りを見せる

切り返しは、東証マザーズに顕著
後場、日経平均は前場からの切り返しで、戻りが15513円までありました。
が、前場寄り付きの水準にまでは至らず、もちあっているうちにやや軟化。
一方、ドル円のほうはやはり午前中一時102.10円台に落ち込むところはありましたが、その後の切り返しでは、午後を通じて、おおむね102.50円前後で推移。
増田足
増田足では、日経平均現物の6色分布(12月3日⇒12月4日)は上昇銘柄群が、87.1⇒85.3%。下落銘柄群が12.9⇒14.7%。
6色帯は、「緑(上昇)」 16日連続です。
日経平均現物の「先読み」「未来の窓」は、連続ブルーで、幅も大きいです。
ドル円も同様です。
日経平均、ドル円いずれも、5日移動平均線を割って終わりました。
グローベックスの先物では、NYダウは今のところしっかりです。17時15分段階で32ドル高の気配です。
日銀のさらなる異次元緩和策
日銀が、一段と大きな量的緩和策など打ち出すのではないか、といった期待感が非常に強いのですが、企業業績、株式相場といったものが悪化するという局面が無いとした場合、(ただ単純にマクロ経済指標だけで、政策判断をする場合)消費税導入によって、どれだけ景気が落ち込むか、一時的か、恒久的か、といった判断が必要です。
消費税とのからみ
それには、消費税導入が4月、その影響は4-6月のGDPでチェックできます。
それがわかるのは8月です。従い、それが判明する8月前後、つまり7-9月の状況を逐次チェックしながら、ということになります。
早くて8月、間違いないデータベースでは10-11月ごろに、ようやく第二次異次元緩和を行うというのが、教科書通りの行動基準だということになります。

実際には、企業業績や株式相場などの状況をみながら、機動的に動くでしょうが、現時点ではかなり日銀にできる政策範囲というものが、限られてきてしまっているので、この上の異次元緩和ということになりますと、およそ市場ではなかなか想像できないような奇策になってくる可能性もあります。
ドル円、当面高原状態か
いずれにしろ、この不透明なものをすべて今の段階で織り込んで103円、105円というドル高を演じるのは、不可能ではないか、と思います。
米国企業の年度末である今月、そろそろ、彼らの本国への資金還流(ドルのレパトリーエーション)も終わりに近づいているということが、まずこのドル高一服の最大の需給要因であったと考えられますし、連銀の政策がまだしばらく変わらないということを前提にしますと、ドル円がそうそう上値を追っていくトレンドというのは、これでしばらく無いと想定しておくのが無難でしょう。