ロームが反発、シティ証が目標株価を引き上げ

 ローム<6963.T>が反発。シティグループ証券が4日付で投資判断「中立」を継続し、目標株価を4000円から4900円に引き上げている。同証券によると、円安と構造改革により今期は収益立て直しが順調に進んでいるが、来期は売上成長力が今一度問われると指摘。汎用アナログICにおける競合他社との競争力の差は依然大きいとしているものの、車載向けを軸とするセンサネットワークやLED関連ICといった同社独自の新製品拡大により、売上高成長の活路を開くだろうとも評価している。
 また、この日はきょう付の日刊工業新聞で、アクアフェアリー(京都市西京区)や京都大学の平尾一之教授と共同で、定置用の固体水素源型燃料電池を開発したと報じられたことも買い材料視されているもよう。記事によると水素発生源となる固体燃料の改良によって水素を24時間連続して発生させることが可能で、燃料の交換が1日1回で済むため、山間部など電源の確保が容易ではない地域での使用を見込んでいるとしている。

ロームの株価は10時38分現在4540円(△140円)

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)