<私の相場観>=上田ハーロー・外貨保証金事業部長 山内 俊哉氏

 外国為替相場は、円安・ドル高基調が続くと予想している。

 量的緩和(QE)縮小を視野に入れる米国と追加の金融緩和もあり得る日本とは金融政策の方向性が違う。シカゴ通貨先物の円売越幅は拡大しており、円キャリートレードは拡大しているとの見方もある。

 6日の米11月雇用統計が注目されているが、その内容次第で今月中のQE縮小開始もあり得るだろう。

 市場には「QE縮小開始は金融緩和の終わりではない」との認識は広まっており、株式市場も底堅く推移することも予想される。QE縮小が開始される場合、まずは小さな規模で始まることが見込まれる。

 今後1カ月程度のドル円相場の想定レンジは1ドル=100円20銭~105円。5月の103円73銭抜けから105円を意識する展開も見込めるだろう。

 円は対ユーロでも弱含みで1ユーロ=136~142円を見込む。ユーロドルは1.3410~1.3700ドルでユーロ安基調。

 豪ドル円は1豪ドル=91~94円で豪ドル安の展開が予想される。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)