<チャートの視点>=メルコ、5・25日線のGC実現で下げ止まり感が強まる

 メルコホールディングス<6676.T>は4日に5日移動平均線(4日時点:1302円)が25日移動平均線(同:1297円)を突破、9月9日以来となるゴールデン・クロス(GC)が実現した。今期業績に対する警戒感などを背景に上値の重い展開が続いているが、1250円近辺は下値が堅い印象。6月25日につけた年初来安値1235円以降の株価の動きとみると、8月29日安値1252円、11月8日安値1259円、11月29日安値1262円で下げ渋りをみせている。現在は戻りを試す局面にあり、株価の75日移動平均線(同:1331円)突破も視野に入ってきている。
 なお、2014年3月期通期の連結業績見通しは、売上高が1000億円(前期比2.5%減)、経常利益が26億円(同2.6%増)、最終利益が15億円(同5.2%増)。会社側では、パソコンおよび薄型テレビの需要減による周辺機器の縮小や、円安による仕入れ価格上昇などを懸念要因として挙げている。一方で、同社ではスマートフォンやタブレット向け機器の販売に注力中。来年4月9日に控えた「ウインドウズXP」のサポート終了による法人のパソコン買い替えに伴う周辺機器の需要増加にも期待したいところだ。

メルコの株価は13時51分現在1325円(△3円)

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)