東京株式(大引け)=230円安、円高など受けて続急落

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 5日の東京株式市場は終始売り優勢、米株安と為替の円高を背景に目先筋が売り急ぐ展開が続いた。日経平均株価は11月20日以来の水準まで調整した。
 大引けの日経平均株価は前日比230円安の1万5177円と大幅続落。東証1部の売買高概算は24億6707万株、売買代金は2兆4384億円。値上がり銘柄数は352、対して値下がり銘柄数は1303、変わらずは109銘柄だった。全体の7割を超える銘柄が値を下げたが、売買代金は2兆4000億円を超え、11月22日以来の水準となった。
 きょうの東京市場は、前日の米国株市場でNYダウが4日続落で約3週間ぶりの安値水準に沈んだことや、為替が1ドル=102円台前半の推移と円高傾向となったことから大きく売りが先行した。あすに11月の米雇用統計発表を控えており、量的緩和の早期縮小の可能性が再浮上しているだけに、これを見極めたいとの思惑も強い。積み上がる裁定買い残も重しで、先物安からの裁定解消売りというこれまでの反作用が相場の下げを増幅している。アジア株市場も総じて軟調に推移していたことも買い気を削ぐ背景となった。
 個別では、売買代金断トツのソフトバンクが買われたほかは、総じて売買代金上位の主力株が売りに押される展開となった。ファーストリテが大幅安、トヨタ、マツダなども軟調。ナイガイ、名村造、レオン自機なども大きく売られた。半面、主力ではNTTがしっかり。渋谷工が値を飛ばしたほか、スカイマークも買われた。ボルテージ、サニックスなども上値を伸ばした。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)