午後:債券サマリー 先物は小幅安、10年債入札は順調にこなす

 5日の債券市場では、先物中心限月12月限は小幅安。米国金利上昇懸念が浮上したがこの日実施された10年債の入札は順調にこなされ債券の下値には買いが流入した。
 後場の先物は144円85銭でスタートし一時、144円76銭に下落した。10年債(第332回債、クーポン0.6%)入札の最低落札価格は99円53銭(利回り0.650%)、平均落札価格は99円54銭(同0.648%)だった。テール(平均落札価格と最低落札価格の差)は1銭で応札倍率は4.01倍だった。この日の入札は、順調な需要を集めたとみられている。米国では、今月にも量的緩和の縮小開始が始まるとの観測も浮上しており、ニューヨーク市場の長期金利動向などが注目されている。
  この日の先物12月限は144円83銭で始まり、高値は144円89銭、安値は144円76銭、終値は前日比4銭安の144円82銭。出来高は3兆3693億円。10年債、20年債、30年債の利回りはそろって前日比変わらずだった。それぞれの利回りは10年債が0.630%、20年債が1.485%、30年債が1.655%だった。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)