【小幅下落】重い上値  OANDA Japan 佐藤 甲

【予想レンジ】101.50-102.80 【予想時刻】2013年12月5日 18:00
昨日の米国時間に発表となった経済指標は強弱入り乱れる結果となりました。
雇用統計の前哨戦ともいえるADP雇用統計は市場予想を大きく上回る21.5万人と強い結果、ISM非製造業景況指数は全体で前回よりも低下し53.9、内訳の雇用指数も低下となりました。
新築住宅販売件数は政府機関一部閉鎖の影響から遅れていた9月分が前月分の下方修正と併せて弱い結果となったのに対し10月分は良好な結果となりました。
ドル円はQE縮小を警戒した上値の重い株価に上値を抑えられ底を探る動きとなりました。
本日はECB理事会、ドラギ総裁の会見、米GDP改定値、新規失業保険申請件数の発表が予定されています。
ECBに関しては前回サプライズの利下げが行われたことから、今回は様子見もかねて金融政策の据え置きと予想されますが、その後のドラギ総裁の会見で何らかのアクションがあるのではとの思惑が広がっています。ユーロ売りを助長するような表現が行われるとユーロ円を通して大きく円買いが強まる可能性はあります。
GDPの改定値も速報値からの大きな修正があるとインパクトは大きくなると考えられますし、雇用統計を目前に控えていることから、新規失業保険申請件数が安定推移しているかどうかにも注目が集まります。
時間足チャートを見ると高値を切り下げ安値も切り下げる推移となり102円を挟んだ攻防を繰り広げていますが、再度下を目指し、101.80-90を割り込んでくるような展開となるとストップを連鎖し下落が加速する可能性が高まります。
ということで本日の予想はドラギ会見がハト派な内容→ユーロ円からの円買い→ドル円下落と予想します。