ダウは反発へ、新規失業保険申請件数の改善を期待

5日のNY株式市場は、ECB理事会の結果をはじめ、無難にクリアし反発すると期待
時間外取引のCME米国株式指数先物は続落、欧州株安やECB理事会の結果、明日に雇用統計を控えており、マーケットの雰囲気はリスク回避に傾いている。
今週が年内でも最も重要な1週間、欧米の投資家が来週以降にクリスマス休暇を控えているとなれば、今晩と明日の結果が年内のマーケットを左右するだろう。
仮にポジティブに傾けば、イヤーエンドラリーが来週以降にも期待できるだろうし、期待はずれに終わると休暇前のポジションクローズスタンスが強まることになる。

この2日間の鍵を握るはECB理事会、ドラギ総裁会見、米雇用統計、もうひとつ加えるならミシガン指数の結果、ここを無事に無難にクリアすることだ。
今晩予定のイベントは、ユーロ圏でECB理事会、英国で英中銀政策委員会の結果が発表予定
今晩予定されている経済指標・イベントについては、ユーロ圏でECB理事会による政策金利などの結果公表、英中銀では資産購入枠も発表される。
特に英国では住宅価格動向に警戒する声もあり、資産購入枠の変更はほぼないと言っても良い。ECBの政策金利もすんなり据え置きとなるだろう。

ポイントは、民間企業向けのLTROなどに含みを持たせるのか、それとも実施する旨を発表するのかがポイント、鍵はドラギ氏の会見内容次第。
ここは身振り手振りのポーズだけでなく、具体性を持った姿勢を見せることができれば、マーケットはポジティブに働きやすい。
ドラギマジックが出てくるかどうかが欧州株式市場における大きなヤマ場となるだろう。
米国では新規失業保険申請件数、GDP改定値、製造業受注指数などが発表予定
16時半にスタートした日経平均先物は日中終値比で反発、現時点ではリスク回避姿勢強まった反動的な上昇が優勢となっている。
米国では、明日に雇用統計を控え新規失業保険申請件数の結果が重要、結果が前週より改善していれば期待に弾みがつくかもしれない。

また製造業受注指数はISM製造業指数が良好な結果だったこと、各地区PMIの結果から考えてもネガティブな数値は考えられない。
GDPや個人消費の改定値についても、既に速報値が発表されており、大きな懸念要素にならないとみている。
したがって、無難に欧州金融政策イベントが通過し、イニシャルクレームが無難な結果となれば、上値は重くても期待が先行し反発すると想定している。