東京株式(寄り付き)=NYダウ5日続落受け売り先行

 6日の東京株式市場は売り先行、寄り付きの日経平均株価は前日比64円安の1万5112円と続落。前日の欧米株が総じて安く、米国株市場ではNYダウが68ドル安と5日続落、足もとは調整局面入りの動きにあり、東京市場でもリスクオフの流れが続いている。外国為替市場で1ドル=101円台後半と円高傾向にあることも輸出株中心に向かい風だ。米国ではここ市場コンセンサスを上回る経済指標の発表が続き、今後の金融政策への影響が意識される場面にある。きょうは米国で11月の雇用統計発表を控えており、量的緩和早期縮小への見方が再浮上しているだけに、この結果を見極めたいとの思惑も買いを手控えさせている。また、来年1月からのキャピタルゲインの優遇税制廃止を前に、個人投資家の利益確定を急ぐ動きも引き続き上値を押さえる要因となりそうだ。一方、この2日間で日経平均株価は570円超の下げをみせており、前日時点で東証1部の騰落レシオも94%台まで下がっていることから過熱感は解消している。下値には押し目買いが入り、売り一巡後は下げ渋ることも予想される。業種別には33業種中、11業種程度が高く、値上がり上位には石油、電力ガス、海運、銀行、陸運など。半面、値下がりで目立つのは鉱業、その他金融、電気機器、証券、ゴム製品など。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)