外為サマリー:1ドル101円90銭前後の円高、米雇用統計控え模様眺めも

 6日の東京外国為替市場の円相場は、午前10時時点で1ドル=101円89~90銭近辺と前日午後5時時点に比べ6銭の円高・ドル安。対ユーロでは1ユーロ=139円23~27銭と同35銭の円安・ユーロ高で推移している。
 円相場は101円90銭前後でのもみ合い。前日のニューヨーク市場では米7~9月期GDP改定値は、前期比年率で3.6%増と市場予想(3.1%増)を上回ったほか、米新規失業保険申請件数(前週分)も29.8万件と市場予想(32.0万件)に比べ雇用情勢の改善を示す内容だった。この結果を受け、量的緩和(QE)縮小の月内開始観測が浮上しNYダウが下落。為替市場でも円買い・ドル売りの動きが強まった。東京市場に入ってからは、101円90銭前後で推移している。この日は米11月雇用統計の発表があり、徐々に様子見姿勢が強まりつつある。雇用統計の市場予想は非農業部門雇用者数が18万5000人の増加。前月の20万4000人に比べ減少するが、「18万人台でもQE縮小が実施される可能性はある」(アナリスト)との見方が出ている。
 ユーロは対ドルで1ユーロ=1.3664~65ドルと前日に比べ 0.0042ドルのユーロ高・ドル安。欧州中央銀行(ECB)は理事会で政策金利を0.25%で据え置いた。ドラギECB総裁の記者会見で利下げに関するコメントがなかったことからユーロは上昇している。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)