東京株式(大引け)=122円高、値ごろ感から押し目買い

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 6日の東京株式市場は、欧米株安や円高基調を嫌気して朝方は売りが先行したが、その後は値ごろ感からの押し目買いに前日終値を挟んでの往来となった。大引けにかけて先物主導で上げ足を強めた。
 大引けの日経平均株価は前日比122円高の1万5299円と3日ぶりに反発。東証1部の売買高概算は20億5857万株、売買代金は1兆9583億円。値上がり銘柄数は947、値下がり銘柄数は637、変わらずは180銘柄だった。売買代金は4日ぶりに2兆円台を割り込んでいる。
 前日の欧米株が総じて安く、米国株市場ではNYダウが5日続落、目先調整局面入りの動きにあり、きょうの東京市場でも朝方はリスク回避の流れが続いた。前場は円高傾向が継続していたことも手控えムードを助長した。しかし、その後日経平均は値ごろ感からの押し目買いが入り、プラスとマイナス圏を往来する展開に。後場中ごろになって公的年金の運用改革に関する報道が、投資家心理にプラスに働いたほか、為替が1ドル=102円台へと円安に振れたことを背景に先物への買い戻しが強まり、大引けにかけて一段高となった。
 個別では、大商いのソフトバンクがプラス圏で引けたほか、ファーストリテが上昇。武田、富士フイルムも買われた。クスリのアオキが急騰、木村化、キッツも値を飛ばした。アドバンテ、ぐるなび、SMKなども大幅高となった。半面、ドワンゴが軟調、KDDIも冴えない。CVSベイ、M&A、ハニーズが大幅安。JIN、日金銭、イーブックなども大きく値を下げた。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)