雇用統計結果が良くてもドル円は上がらない?

23万人超なら話は別?
今日は雇用統計の発表があります。市場予想の中心は非農業部門雇用者数が18.5万人増、失業率が7.2%です。

通常は非農業部門雇用者数が予想を上回れば米長期金利が上昇して、ドル円の上昇につながります。

ところがこのところの相場では、米長期金利の上昇は、NYダウや日経平均先物の下落に繋がっています。そしてドル円は、米長期金利の動きよりも日経平均先物の動きとの連動性が高くなっていて、結果的にドル売りが強まる、という動きになっています。

今日の雇用統計が強い結果だった場合、一旦はドル買いになってドル円が上昇したとしても、その後株式市場でNYダウや日経平均先物が下落すれば、結局はドル円も下落する、と予想できます。

また、水曜日のADP民間雇用者数やその他の雇用関連の統計でも前月比良い結果となっていることから、すでに予想の中心よりも良い結果が期待、または織り込まれている可能性が高くなっています。したがって、かなりいい結果でないと、金利、NYダウとも上昇でドル円上昇にはならないと予想できます。