来週の為替相場見通し=米国や中国情勢を注視

  来週の東京外国為替市場の円相場は、6日発表の雇用統計の結果に左右されそうだ。予想レンジは1ドル=101円30~103円20銭、1ユーロ=138円00~141円00銭。この週は、一時103円台前半まで円安が進んだが、週後半には良好な米経済指標の発表で量的緩和(QE)縮小の開始観測が浮上。101円台後半の円高への揺り戻しの動きがみられた。この日発表される米雇用統計の結果に左右される面は大きいが、QE縮小開始となった場合、目先波乱局面は予想される。ただ、50億ドル程度の米国債買い入れ縮小にとどまるとみられ、徐々に影響は織り込まれそうだ。一方、量的緩和縮小の見送りなら株高からの円売り・ドル買いが強まる可能性もある。目先の波乱はあるが基調としての円安・ドル高は続くとみられる。10日には中国11月鉱工業生産や小売売上高の発表などがある。米国に加え中国など新興国市場の動向も注目される。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)