日経平均、25日線まで下落せず。5日線まで戻せず

GPIF材料に、にわかにショートカバー発生
後場、突如動きがありました。
政府が新たなエネルギー政策を打ち出すという観測があり、一応材料があるとはいいながら、例によって電力ガスのセクターが、東証上昇率ランキングトップに出てくるということは、それだけ相場がやる気無しということを示しているでしょう。
ただ、後場は、GPIF(年金運用基金独立行政法人)運用方針改革について、ブルムバーグが報じたところによると、非常に積極的に株式比率を拡大するような観測が出ているようです。

まず動いたのはドル円でした。13時半近くから101.70円からにわかに上昇して、102.15円までつけました。
なかなか日経平均は動かなかったのですが、ようやく追随して上昇に転じて、100円超の上昇へと相場が好転。
日経平均は25日移動平均線まで下がることは拒否しましたが、その代わり、5日線にまで戻る力も及ばず。時間切れということもあったかもしれませんが、基本的にはまだアヤ戻しの域を出ないという戻りです。
増田足
増田足では、日経平均現物の6色分布(12月5日⇒12月6日)は上昇銘柄群が、74.6⇒58.0%。下落銘柄群が25.4⇒42.0%。
6色帯は、「緑(上昇)」 17日連続です。
日経平均現物・先物の「先読み」はまだブルーです。その後は、ピンクが出始め、25日足を待つ形は変りありません。
ドル円もほぼ同じ形状です。

日経平均の25日移動平均線からの上方乖離率は、1%台にまで低下したことで、最初の押し目買い本日入ったようです。一応の過熱感はこれでほぼ解消したことになります。
ただ基本は、売り手が週末ということで、ショートカバーによる利益確定をしたというのが実態でしょう。
GPIFの材料は、たまたまこれが起爆剤になり、40-60円高くらいのものが、思わぬ122円高になったということでしょう。
これで、雇用統計を、あるていどニュートラルにポジション調整して迎えるという態勢をつくったということだと思われます。
来週は、この雇用統計でどうブレるか、今週以上に重要な週になります。