東京株式(寄り付き)=米株急反発と円安受け大幅続伸

 週明け9日の東京株式市場は大きく買い先行、寄り付きの日経平均株価は前週末比256円高の1万5556円と続急伸。前週末の米国株市場でNYダウは6日ぶり反発し200ドル高弱の急上昇をみせており、これを引き継いて東京市場でも主力株をはじめ広範囲に買いが入っている。前週末発表された米11月の雇用統計は非農業者数の雇用者数が市場コンセンサスを大きく上回った。量的緩和早期縮小の思惑にもつながる材料だったが、足もとの米国景気の拡大を素直に好感する動きが優勢となっている。また、外国為替市場で1ドル=103円台まで円安が進行していることも、東京市場では輸出株中心に追い風となっている。一方、8日に発表された中国貿易統計でも輸出額が事前の想定を大きく上回る2ケタ伸長をみせており、これも投資家心理に改善をもたらせている。日経平均は騰落レシオや25日移動平均線とのカイ離修正などで目先過熱感が解消されているだけに、前週末に続き先物主導の巻き返しが見込まれる状況だ。業種別には33業種全面高で、値上がり上位業種は鉱業、ゴム製品、証券、保険、精密機器など。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)