今週は要人発言に注目?相場は上値の重い展開を予想

先週の雇用統計は予想より強い結果に
先週のドル円はGPIFのポートフォリオの国内債削減について言及があった事や、米11月雇用統計でNFPが市場予想の前月比18.5万人増よりも強 い20.3万人増、失業率が7.2%に対し7.0%だったこと、また、その後発表されたミシガン大消費者信頼感指数も強い結果だったことなどを受けて 103円の目前まで上昇いたしました。
今週は上値の重い展開を予想
現状、先週の強い雇用統計の結果を受けドルは買われる素地があると思われます。

しかしながら、10日の未明(今晩)ラッカー米リッチモンド連銀総裁の講演を始めとして米FRB要人の講演を控えており、今回の雇用統計の結果を受け資産買い入れ規模の縮小時期について何かしらの示唆があるかもしれません。

また、SECが「10日、ないしは10日ごろ」に表決されるとしているボルカールールについても注意が必要です。

ボルカールールの適用は2015年7月(2012年から2年延期となり、更に1年延期される予定のため)からとなりそうですが、先々週も規制強化の話題を受けてリスクオフの円買いという動きがありました。

テクニカル的にみると、一目均衡表の基準線、転換線、雲の位置関係と方向性から、トレンドは上昇と考えられます。
しかしながら、エリオット波動で現状分析をすると、5波の中の4波(10月8日を起点とした5波動目。5波は更に小さな5波に分けることができ、 10月8日から10月17日までが1波、10月17日から10月25日までが2波、12月3日までが3波であると考えると、現在は4波目だと思われる。) と考えられます。

こういった観点から、今週は上値が重い展開を予想しています。

レジスタンスは先週の高値103.39
サポートは転換線の位置する102.29、その下が3波の38.2%戻しとなる100.90前後