ポジション調整より、リスク選好優勢…!?

ドル円急反発 - 米雇用統計&米株高を受けて
※ご注意:予想期間は12月10日と表示されていますが、本日(9日)の東京・欧州・NY市場の値動きを想定した記述となります。

 やはり“ポジティブ”!!

 注目の米雇用統計は、非農業部門雇用者数が事前予想を上回る2ヶ月連続の+20万人超となるなど、強い内容となりました。このため発表直後からドル買いが強まりましたが、問題はこれから派生する“QE(米量的緩和)の早期縮小への思惑”の行方でした。

 しかしながら「年内縮小はない」との見方から“早期縮小への思惑”が加速することはなく、NYダウは16000ドル台を回復する反発を見せました。こうしてリスク選好姿勢の円売りも重なり、ドル円は103円に向けた反発基調を演じました。さすがに103円台の回復までは先週末に見ることはできませんでしたが、102円後半では堅調な動きを続けたまま先週の取引を終え、そして週明けとなる本日オセアニアタイムで103円台を回復する続伸を見せています。
ポジション調整より、リスク選好が優勢…!?
 流動性の乏しい時間帯での続伸となりますので、「一旦はポジション調整が入る」と考えるのが自然となります。また「103円前半にはドル売りオーダーが断続的に並んでいる」との話は、こうした見方を後押しするものでもあります。一方でNYダウ急反発という後押しがある以上、日経平均も大幅続伸となる可能性は相当高く、“リスク選好姿勢はさらに高まる”と考える方がより自然といえます。
“下値の堅さを確認”してから、“年初来高値突破を窺う”展開を想定
 “一気の上値突破”と考えるのにはやや無理?がありますが、101円台まで調整を入れた後の上伸ですので、過熱感はほとんど見られておりません。再び“にわか上値期待”が増大しつつあることは少々気になるところですが、年初来高値(103.726円)ももう目前です。

 “上値を押さえられ”ながらも“下値の堅さを確認”し、“年初来高値突破を窺う”といった堅調推移を基本シナリオに据えたいところです。
ドル円 抵抗・支持ライン
上値5:104.000(大台)
上値4:103.726(5/22高値、ピボット2ndレジスタンス)
上値3:103.564(5/23高値)
上値2:103.381(12/3高値、ピボット1stレジスタンス)
上値1:103.000(大台、12/6高値)
前営業日終値:102.925
下値1:102.448(12/6の38.2%押し)
下値2:102.281(日足・一目均衡表転換線、12/6の50%押し)
下値3:102.133(12/6の61.8%押し)
下値4:102.000(大台、ピボット1stサポート)
下値5:101.623(12/5-6安値)

※ユーロ円やユーロドルなど、他の通貨ペアの抵抗・支持ラインは〔マーケット・チェック15分Webセミナー〕にて公開。

11:53 ドル円 抵抗・支持ライン追加