住友精密がしっかり、航空機向け部品需要増で株価浮揚へ

 住友精密工業<6355.T>がしっかり。前週末に下ヒゲで25日移動平均線に接触、商いはまだ薄いものの売り圧力は限定的で、PBR0.7倍と指標面で割安感があることも味方に改めて買いが先行するかたちとなっている。近年、世界の民間航空機市場が活況となっている。08年のリーマン・ショックが突発的な航空旅客数の冷え込みをもたらせたが、今は世界的な景況感の回復と金融緩和環境の継続を背景に旅客数も再び増勢を強めている状況だ。一方、稼働中の航空機は更新需要期に入っているものが多く、ここにきてボーイングなどは大型商談を成立させており、関連企業にも物色の矛先が向かい始めた。そうしたなか同社は脚作動用装置や脚部品を生産しており、中期的な事業機会の拡大が見直し買いにつながりそうだ。

住友精密の株価は12時39分現在433円(△3円)

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)