東京株式(大引け)=350円高、後場一段高で高値引け

12d634880

 週明け9日の東京株式市場は前週末の米国株高や為替の円安を受けて大きく買われた。先物主導で日経平均株価は後場後半に一段高に買われ、高値引けとなった。
 大引けの日経平均株価は前週末比350円高の1万5650円と続急伸。東証1部の売買高概算は21億1425万株、売買代金は1兆9759億円。値上がり銘柄数は1426、対して値下がり銘柄数は235、変わらずは104銘柄だった。全体の8割の銘柄が上昇する全面高様相となっている。ただ、売買代金は前週末に続き2兆円を下回った。
 きょうの東京市場は、前週末の米国株市場で雇用統計好調を背景にNYダウが6日ぶり急反発をみせたほか、1ドル=103円台まで進行した円安を追い風に広範囲に買いが優勢となった。日経平均はここ25日移動平均線とのカイ離修正が進み、前週末時点で騰落レシオも100%を割り込むなど過熱感が解消されていたこともあり、再び大きく跳ねる展開となった。後場に入っても高値圏で売り物をこなし頑強に推移、大引け30分前あたりから先物への買い仕掛けが裁定買いを誘う上昇パターンとなり、高値圏で着地した。
 個別では、ソフトバンクがきょうも断トツの売買代金で高い。売買代金2位のドワンゴも急騰。トヨタ、マツダなど自動車も買われた。ファーストリテが値を飛ばしたほか、日立、ファナックも物色人気。CACがストップ高、ラウンドワンも大幅に値を上げた。半面、大豊建が急落、日産東HD、JKHDも大幅安。SUMCOが売られ、熊谷組、鉄建も大きく値を下げている。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)