午後:債券サマリー 先物は上昇、ヘッジ売りの買い戻し続く

 9日の債券市場では、先物中心限月12月限は反発。先週末に年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)が債券運用を見直すとの懸念が強まり債券相場は大幅に下落したが、この日はヘッジ売りに対する買い戻しの動きが流入し、底堅い展開となった。
 後場の先物は144円69銭でスタートし、一時144円73銭まで上昇した。この日は、前週末発表の米雇用統計が良好な内容だったことから円安・株高が進行。市場には、リスクオンの姿勢が強まったが、安全資産の債券も底堅く推移した。前週末のGPIF絡みの懸念で急落した反動も出ていたようだ。6日の米債券市場では、長期債利回りが低下したことも安心感を誘った。あすは、30年債の入札が予定されている。
 先物12月限は144円41銭で始まり、高値は144円73銭、安値は144円39銭、終値は前週末比20銭高の144円71銭。出来高は2兆5120億円。10年債の利回りは前週末比0.010%低下の 0.660%、 20年債は同0.005%低下の1.505%、30年債は同0.010%低下の1.670%だった。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)