あす(10日)の為替相場見通し=103円台前半の値固めも

 あすの東京外国為替市場の円相場は、103円台前半の値固めの展開となりそうだ。予想レンジは1ドル=102円70~103円50銭、1ユーロ=140円50~142円00銭。この日は、前週末の米11月雇用統計が市場予想を上回る内容だったことから、円安・ドル高が進み、103円台に乗せた。米量的緩和(QE)縮小の開始時期が市場の関心を集めているが、早晩QE縮小は実施されそうだ。NYダウも堅調に推移していることから、リスクオン姿勢から円売り・ドル買いの動きは強まろう。円相場の焦点は、5月22日につけた103円73銭をいつ抜くかだが、市場には「年内104~105円も」との見方もあり、円売りが強まればさほど抵抗感なく新値に躍り出ることも予想される。あすは、中国11月鉱工業生産や小売売上高などの発表がある。また、ユーロは対円で141円台と5年2カ月ぶりの水準にあり、今後の動向も注目されている。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)