東京株式(寄り付き)=円安追い風も足もと利益確定売り

 10日の東京株式市場は売り買い交錯もやや売り先行でスタート、寄り付きの日経平均株価は前日比16円安の1万5633円と反落。前日の米国株市場ではNYダウ、ナスダック指数ともに小幅ながら続伸となったほか、外国為替市場では1ドル=103円台前半のもみ合いと円安水準での推移が続いており、これを背景に主力株中心にリスクオンの流れが形成されているが、足もとは利益確定の売りが優勢となった。東京市場では米国株高で運用リスクの取りやすくなった外国人の買いが期待されるが、上値指向が継続している一方、裁定買い残が積み上がるなか今週末にメジャーSQを控えていることや、前日の急伸に伴う短期的な過熱感も背景に買い一巡後は利益確定売り圧力が顕在化する場面も想定される。業種別には33業種中10業種程度が高い。値上がりは鉱業、精密機器、不動産、卸売など。半面、海運、機械、非鉄、電気機器、銀行などが軟調。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)