ラックがS高、KDDIと業務・資本提携を強化

 ラック<3857.T>がストップ高カイ気配となっている。同社は9日大引け後、KDDI<9433.T>と事業拡大に向けて業務・資本提携を強化すると発表、これを好感する動きとなっている。ラックとKDDIは07年11月にセキュリティ・ソリューション分野での業務提携を開始し、また、両社の協業を一層強固なものとするために資本提携を行っている。
 今回、業務提携の実効性を高めるため、KDDIはラックの筆頭株主であり主要株主である有限会社コスモス(本社・千葉県船橋市)の取得を通じて、ラック株式(688万9800株、所有割合は25.8%)を間接的に追加取得し、資本提携を強化する。ラックが提供するセキュリティーサービスを、KDDIのクラウド、ネットワーク、モバイルなどのサービスへ組み込み、セキュリティー運用を含めてワンストップで提供していく。
 クラウドやスマホなどの普及に伴い、情報セキュリティーに対する脅威も増大していることから、今回の両社の提携強化も今後、大きな意味を持つことになりそうだ。人的交流の一環としてラックはKDDIから人材の受け入れを検討中としており、今後の展開が注目されている。

ラックの株価は10時12分現在701円(△100円)カイ気配

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)