外為サマリー:1ドル103円30銭前後の円安、対ユーロでは一時142円乗せ

 10日の東京外国為替市場の円相場は、午前10時時点で1ドル=103円27~28銭近辺と前日午後5時時点に比べ20銭の円安・ドル高。対ユーロでは1ユーロ=141円88~92銭と同67銭の円安・ユーロ高で推移している。
 円相場は103円30銭前後の円安。9時50分過ぎには一時、103円39銭をつけている。前日のニューヨーク市場では、目立った経済指標の発表がなく、やや手掛かり材料に欠ける展開となった。ただ、米ダラス連銀のフィッシャー総裁が「米連邦準備制度理事会(FRB)はできるだけ早急に緩和縮小を開始すべきだ」と発言。早ければ今月の米連邦公開市場委員会(FOMC)での量的緩和の縮小開始の可能性も出るなか円安・ドル高の流れは続いている。
 ユーロは対ドルで1ユーロ=1.3737~38ドルと前日に比べ 0.0037ドルのユーロ高・ドル安。欧州中央銀行(ECB)による追加利下げ観測が後退していることからユーロは堅調。対円では、9時50分に一時142円02銭をつけている。142円乗せは2008年10月以来、5年2カ月ぶりのこと。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)