ダウの続伸を想定、昨日以上に上値は重くても資源がけん引

10日のNY株式市場は、昨日以上に神経質な展開になるかもしれないが、S&P500はしぶとく高値を更新する
時間外取引のCME米国株式指数先物はほぼ変わらず、手掛かり材料に乏しく、来週のFOMC開催まではダウは16000前後を推移し続けることになるかもしれない。
下に売り仕掛ける材料に乏しいとなれば、引けはプラスで終わる公算が高く、QE3の12月縮小と言うシナリオをマーケットは織り込んでいる。

ただし、縮小を唱えるFOMCの要人が一切コメントできないブラックアウト入りとなれば、FRBに関する話題提供はウォールストリートジャーナルの一部記者に限られそうだ。
昨晩、そして今朝の東京市場でもFOMC委員から債券買い入れ額縮小の話題が伝わったにもかかわらず、東京市場は冷静に反応している。
すでに債券買い取り縮小は、マーケットにとって70%以上は織り込んでいるはずだ。
今晩予定のイベントは、英国で鉱工業生産指数など、米国では卸売売上高などの結果が発表予定
今晩予定されている経済指標・イベントについては、英国で鉱工業生産など製造業の動向を知る指標が発表予定となっている。
日経平均やNY株価指数への影響はほとんどないと思われ、カーニーBOE総裁は緩和継続を示唆しているので、一時的なポンド安にとどまるだろう。
米国では小売売上高の前哨戦となる卸売売上高が発表予定、対象月は10月だが政府機関閉鎖の影響が限定的と分かれば、11月指標への期待は高まるかもしれない。
ダウが16000ドルを既に突破しているだけあって、積極的に買う動きは限られそうだが、下値支えの一因となる可能性は十分に考えられる。
ユーロ圏でドラギECB総裁が講演予定、中国では本日より中央経済工作会議が開催される
16時半にスタートした日経平均先物は日中終値比で小幅安、目先の買い疲れ感も漂いそうな流れにあることは間違いない。
一段と円安機運が高まっていながらも、個別の物色対象は中小型株に向かっており、すでに世界中でFOMC通過待ちになっているだろう。
また、先週はネガティブ誘導を演じたドラギECB総裁が講演を予定、ユーロ通貨や他国の金融政策に関わる発言がでてくるかもしれない。
講演という状況から考えて危機対応を示唆するかもしれず、ユーロ通貨が為替の仲日ということもあってブレる要因を演出することも考えられそうだ。
それでも欧州株式市場が引けてからは、NY株式市場はよほどのアクシデントがない限り、底堅く上値は重くてもプラス圏で終了するだろう。
ただし、その結果が明日の東京市場寄り付きに好影響を与えるかどうか微妙、ドル円103円の割になぜ自動車は重いのか?