【2929、3682、3712、4284、6340、7835、7968】ファーマフーズ、エンカレッジ・テクノロジ、情報企画、ソルクシーズ、澁谷工業、ウィズ、TASAKI : <動意株・11日>(大引け)=渋谷工、ウィズ、情報企画など

 渋谷工業<6340.T>=堅調。京都大学iPS細胞研究所は治療に使うiPS細胞をあらかじめ作って備蓄する計画をスタートさせている。そのなか同社は再生医療関連の一角として位置づけられ、本拠地の金沢で製造ラインを新設して細胞培養機器を生産するなど積極的に同分野に携わるほか、理化学研究所発ベンチャーのヘリオス(旧日本網膜研究所)、ニコンとともに17年度をメドに「細胞シート」の量産装置を開発する方針にあることから、見直し余地が大きい。

 ウィズ<7835.T>=この日制限値幅が通常の2倍の600円となっているが、それをものともせずにストップ高。11月28日に、バンダイがペット育成ゲーム機「たまごっち」を欧米で再発売すると発表して以来、たまごっちの版権や製造権を持つ同社も業績拡大につながるとの期待から買われており、値動きに注目した短期資金を巻き込んで9日間で株価3.8倍の急騰となっている。

 情報企画<3712.T>=堅調。まだ商いは薄いものの4日続伸で底練りから浮上本番の様相をみせている。金融機関を対象に信用リスク管理のパッケージソフトを開発販売する。14年9月期は前期に続き増収2ケタ増益基調が続く見通し。有利子負債ゼロで自己資本比率は77%と高く財務面の強さが特長。急騰習性も内包し、11月21日の戻り高値850円払拭を視野に入れている。

 ファーマフーズ<2929.T>=ストップ高。同社はこの日、国内有数のプロテオーム解析(タンパク質の機能解析)研究機関である「独立行政法人医薬基盤研究所(大阪府茨木市)」の仲哲治プロジェクトリーダー兼創薬基盤研究部長との共同研究により、複数の悪性腫瘍に対する治療用抗体の開発に成功したことを発表、これを好感する動きとなっている。この治療用抗体は複数のがんに対して抗がん作用を示すことが期待されており、全く新しい作用メカニズムを持つ分子標的医薬品として製薬企業から強い関心を集めているとしている。

 ソルクシーズ<4284.T>=急伸。SBIグループに属するシステムインテグレーターで、11月中旬以降は一気に上げ足を加速させている。業績は金融機関向けシステム受託開発を中心に好調で、12月期は営業利益5割増の4億3000万円を見込むが、一段の増額が有望視。一方、きょう東証マザーズへ新規上場(IPO)したエンカレッジ・テクノロジ<3682.T>の株主であり、保有株の含み益拡大期待が株価を強く刺激している。

 TASAKI<7968.T>=急伸し年初来高値を更新。10日引け後に13年10月期連結業績が、従来予想の売上高160億円、営業利益1億1000万円、純利益5億5000万円を上回り、売上高165億8900万円(前の期比10.7%増)、営業利益2億600万円(前期5億1600万円の赤字)、純利益5億8100万円(同7億6700万円の赤字)になりそうだとの上方修正を発表したことが好感されている。国内小売事業が好調に推移していることに加えて、円安進行が売上高・利益を押し上げたという。

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出所:株経通信(株式会社みんかぶ)