東京株式(大引け)=96円安、先物主導で売り優勢に

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 11日の東京株式市場は前日の欧米株安を引き継いで売り優勢。後場は先物主導で下げが助長され、一時日経平均株価は220円超に売られたが、引けにかけて押し目買いが入り下げ渋った。
 大引けの日経平均株価は前日比96円安の1万5515円と続落。東証1部の売買高概算は23億4948万株、売買代金は2兆1171億円。値上がり銘柄数は425、値下がり銘柄数は1209、変わらずは134銘柄だった。押し目に買い向かう動きが出たことで売買代金は4日ぶりに2兆円台を上回った。
 きょうの東京市場は、前日の海外市場が総じて安く、米国株市場では、NYダウがフシ目の1万6000ドル大台を割り込んだことから、リスク回避姿勢が強まった。週末にメジャーSQを控え、先物に振り回されやすい地合いであることも主力株の買い手控えにつながっている。来週17~18日には米FOMCが開催され、量的緩和の縮小観測が取り沙汰される時期だけに、この結果を見極めたいとの思惑もある。ただ、補正予算の閣議決定を目前に内需インフラ関連に買いが入るなど、個別株への物色ニーズは維持されている。
 個別では、ディーエヌエーが売られ、ファーストリテも大幅安。ナイガイ、アークが大きく値を下げ、KLab,ボルテージ、Vコマースなども急落となった。プレス工も安い。半面、ソフトバンクは人気継続、裁定解消売りをこなし高い。グリーも伸び悩んだがプラス圏で着地。ヤフー、NTTも上昇。熊谷組、飛島建、東急建、鉄建など中低位建設株が軒並み値を飛ばした。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)