あす(12日)の株式相場見通し=手控えムードで軟調推移、円安一服が上値抑える

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 あす(12日)の東京株式市場は、買い手掛かり材料に乏しい地合いが継続するなかで、日経平均株価は軟調な推移が予想される。外国為替市場で、円相場が1ドル=102円台前半とやや円高・ドル安傾向で推移していることなどから、買い手控えムードが一段と強まりそうだ。
 11日の東京株式市場は、前日の欧米株安を受けて売り先行、後場は株価指数先物主導で下げ幅が200円超に広がる場面もあったが、日経平均株価終値は前日比96円安の1万5515円となった。東証1部のTOPIX(東証株価指数)の業種別では33業種のうち上昇したのは情報・通信、建設のわずか2業種に限られ、小幅ながらほぼ全面安商状の実態となった。
 市場関係者からは「外国人の市場参加者が減少傾向をみせるなか、年内で証券優遇税制が廃止されることに伴う個人投資家からの利益確定の売りが継続している。日経平均採用以外の銘柄に値を消すケースが目立っている」との声が聞かれた。 
 日程面では、14年度与党税制改正大綱を決定、経済財政諮問会議、11月のオフィスビル市況に注目。海外では、米11月の小売売上高が焦点になる。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)