ダウの反発を想定も、ナスはネット関連次第

11日のNY株式市場は、昨日に続き金融と資源関連の一角に買い戻しを想定も、全体の体温はナスダック次第
時間外取引のCME米国株式指数先物は下落幅を縮小、財政協議の進展が米国時間で好材料視されると期待し、すんなり反発に転じると考えている。
鍵を握るは、昨日同様にナスダック市場でネット関連が引き続き活況となるかがポイント。昨日は高値を更新したツイッターをはじめ、Facebookも昨日は活況に推移していた。
また緩和縮小観測が高まっているにもかかわらず、昨日は金先物が一段高。原油先物も100ドルを伺う勢いがあり、資源関連の下支えも期待できる。
したがって、為替は円高が進む可能性はあるものの、米国株式市場は16000ドルが遠く見える反発にとどまると考えている。
今晩予定のイベントは、米国で原油在庫統計、4時に財政収支が発表予定
今晩予定されている経済指標・イベントについては、米国で原油在庫統計と夜間取引終了後に財政収支が予定されている。
石油在庫動向については、WTIの価格が戻りを試している中でもあり、想定以上の在庫減となれば100ドルへの巻き戻しもあるだろう。
金融緩和縮小観測も高まる中、コモディティが強含みとなれば、景気の先行きに楽観姿勢を示しているとも考えられ、クッシング地区などの動向含め注目したい。
財政収支の結果については材料視されないだろうが、財政協議の行方と絡んでしまうことも考えられるので、過度な楽観論は持てないだろう。
米国でルー米財務長官が議会証言、ボルカールールの影響よりも財政協議の見方
16時半にスタートした日経平均先物は日中終値比で0.5%強の下落、円高が進行しリスクオフの動きが加速しているようだ。
今晩は米国で財務長官による議会証言が予定され、FOMC委員はブラックアウト、議会は財政協議進展など同氏の発言は注目度が高まるだろう。
政府として金融政策や財政協議の行方にどう踏み込むか注目度は高く、24時以降は巻き戻しに期待したいところだ。

また、ボルカールールの影響を指摘する声も骨抜きな内容なら修正されてくる可能性高く、ここで株価動向とあわせて論ずることではない。
むしろ、上記で書いたネット関連の活況や原油在庫動向、建機大手のジョイ・グローバル、ディスカウント大手のコストコが無難な決算で着地すれば普通に反発すると考えている。
しかしながら、そのポジティブが日経平均先物に好影響与えるとは別問題になる可能性があるので、その点だけは押さえておきたいところだ。