東京株式(寄り付き)=米国株安を引き継ぎ売り先行

 12日の東京株式市場は売り先行で始まり、寄り付きの日経平均株価は前日比137円安の1万5377円と続落。米国株式市場でNYダウが129ドル安と大幅続落しており、これを受けて主力株中心に見送られている。米国での量的緩和の早期縮小観測が強まったことを背景に、米国株が軟調を強いられており、リスク許容度の低下した外国人投資家の買いの矛先が鈍ることや、先物に追随するかたちでの売り圧力が意識されている。外国為替市場では1ドル=102円台半ばでの推移で前日との変動は小さく中立要因。一方、量的緩和の早期縮小観測と表裏一体で米国景気の好調が確認されていることに加え、日米金利差拡大に伴う中期的な円の先安期待が株式市場の下値を支える背景となる。国内企業の好業績も個別に評価され押し目買いの足掛かりとなりそうだ。また、きょうは13年度補正予算案が閣議決定される見通しで、これに合わせて内需関連に物色資金が回る可能性もある。業種別にはほぼ全面安、値下がりで目立つのは、精密機器、海運、その他製品、電気機器、機械など。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)