外為サマリー:1ドル102円60銭前後の円安、米財政協議の行方に関心も

 12日の東京外国為替市場の円相場は、午前10時時点で1ドル=102円60~61銭近辺と前日午後5時時点に比べ12銭の円安・ドル高。対ユーロでは1ユーロ=141円34~38銭と同25銭の円安・ユーロ高で推移している。
 円相場は102円60銭前後の円安水準で推移。前日のニューヨーク市場では、米議会での財政協議が進行したとの報道を受け、量的緩和(QE)縮小の早期開始観測が浮上。一時は102円10銭台への円高が進んだ。この日の東京市場の取引に移ってからは、円売りが優勢となりやや円安水準で推移している。102円台前半には値ごろ感からの円売り・ドル買いが流入している。ただ、手掛かり材料難のなか方向性に欠ける状況は続いている。この日は米国で11月の小売売上高の発表がある。来週は注目の米連邦公開市場委員会(FOMC)が開催されるだけに、直近の重要経済指標への関心は高まりそうだ。
 ユーロは対ドルで1ユーロ=1.3774~75ドルと前日に比べ 0.0007ドルのユーロ高・ドル安。欧州中央銀行(ECB)による追加利下げ観測の後退からユーロは底堅く推移し、前日のニューヨーク市場では一時、1.3810ドル台をつけた。その後は、ユーロ売りが流入し東京市場では1.377ドル台で推移している。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)