想像より下へ行ったが…!?

想像したよりも下へ…
※ご注意:予想期間は12月13日と表示されていますが、本日(12日)の東京・欧州・NY市場の値動きを想定した記述となります。

 想定していたよりも“下に突っ込んだ”感のある昨日のドル円。
 
 「QE“年内”縮小」への思惑は、さらに利益確定の株売り・円買いを増大させました。このため日経平均下落に引っ張られる形でドル円は下値を拡大し、欧州タイム序盤には早くも想定を上回る102.40円付近まで下落しています。

 その後は「与・野党間の米財政合意」を背景にした「米国債から逃避資金が流出する」との思惑から米10年債利回りが上昇し出し、これにつれてNYタイム序盤には102.75円へ持ち直す動きも見られましたが、NYダウが120ドル超の下落を見せると再び102.15円付近まで反落するという荒い動きでした。
下方向への思惑が台頭しやすい…
 こうして想定より“下に突っ込んだ”感のあるドル円は、“日足・一目均衡表転換線”と“12/6~12/10の上昇に対する50%押し”がほぼ重なる102.50円を割り込んできました。チャートの形も“ダブルトップ”を形成しつつあるようにも見え、思惑が下方向(円買い)へと傾斜しやすくなっています。このため“昨日よりもさらに上値が押さえられる”展開は覚悟しておかなければならないところですが、一方で来週17-18日のFOMC(米連邦公開市場委員会)の見方は依然として「現状維持」が優勢です。「QE縮小に舵を切る」はあくまでも少数派であることを考えると、分厚いドル買いオーダーが並ぶ“102.10-00円ライン”を割り込むには材料不足の感が否めません。
しかしテーマの本流は“リスク選好/回避”ではなく“米長期金利の動向”
 明日(13日)にSQ(特別清算指数)を控えるスケジュール感は、さらに日経平均を大きく続落する可能性を秘めています。しかし現在のマーケットテーマはFOMCが近づくにつれて“リスク選好/回避”から“米長期金利の動向(金利差拡大/縮小)”へと移ってきた感があるだけに、それだけで急落するとは想定しづらいところでもあります。

 想定より“下に突っ込んだ”感のあるドル円ですが、“下値の堅さを確認”して“年初来高値突破を窺い続ける”との見方を継続したいところです。そして直近の下落幅を“過剰反応”と考えると、“反発時のスピードは速い?”との期待も…。
ドル円 抵抗・支持ライン
上値5:103.564(5/23高値)
上値4:103.392(12/10高値、12/3高値、ピボット2ndレジスタンス)
上値3:102.946(12/11高値、12/10~12/11の61.8%戻し、大台)
上値2:102.768(12/10~12/11の50%戻し)
上値1:102.507(日足・一目均衡表転換線、12/6~12/10の50%押し水準)
前営業日終値:102.429
下値1:102.144(12/11安値)
下値2:102.000(大台、ピボット1stサポート)
下値3:101.814(20日移動平均線)
下値4:101.704(ピボット2stサポート)
下値5:101.623(12/6安値)

※ユーロ円やユーロドルなど、他の通貨ペアの抵抗・支持ラインは〔マーケット・チェック15分Webセミナー〕にて公開。

12:21 ドル円 抵抗・支持ライン追加