コマツが続落、信用買い残急増で需給悪化し安値更新意識

 コマツ<6301.T>が続落。ここ調整色が強く、株価は4月4日の年初来安値2004円を視界に置く状況にある。中国経済はひところより改善傾向がみられるものの、米量的緩和の縮小観測が取り沙汰される中で新興国から米国へのレパトリエーション(資金回帰)が再び意識される場面にあり、同社にとってはネガティブな思惑として作用している。同社は14年3月期業績見通しをインドネシア向け鉱山の不振を背景に減額しており、これと相まって見切り売りを誘っているようだ。株式需給面でも直近は値頃感から信用買い残が急増しており、12月6日申し込み現在では989万8000株と前週比174万7000株の増加となり、信用倍率も14.36倍まで上昇していることから、安値更新となった際の投げ売りも懸念される場面。

コマツの株価は14時37分現在2027円(▼23円)

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)