<動意株・12日>(大引け)=ホットリンク、日ピラ工、PCNETなど

 ホットリンク<3680.T>=一時ストップ高。ミクシィ<2121.T>の急落などをきっかけにSNSやモバイルゲームの主力株が下落し、新興株市場も全般軟調な展開となっているが、直近IPO銘柄で需給面でしこりの少ない同社株には値動きの軽さを重視した短期資金が流入している。ブログやツイッターなどのソーシャル・ビッグデータの分析や活用支援が主な事業で、成長期待も高いようだ。

 日本ピラー工業<6490.T>=6日続伸。今週に入り5日・25日移動平均線を足場に一気に上放れている。メカニカルシール大手だが、景況感改善を受けた企業の設備投資回復の流れが追い風となる。また、半導体製造装置向けピラフロン(フッ素樹脂継ぎ手)も今後は半導体市況の回復と歩調を合わせて増勢が予想される。今3月期営業利益は前期比12%増益の27億円見込みで3期ぶりの増益転換が濃厚だ。

 パシフィックネット<3021.T>=急反発。株価は11月22日に1943円の年初来高値をつけた後に調整となっているが、この日は、1055円まで売られたことで値ごろ感が高まった。ウィンドウズXPとオフィス2003年の来春のサポート終了をにらんで、同社ではPC購入支援キャンペーンを実施。中古PC販売や引き取り回収で豊富なノウハウを有する同社には今後、駆け込み需要が期待される。

 エイチーム<3662.T>=4日連続ストップ高。この日は制限値幅が通常(700円)の倍の1400円に拡大されたが、それをものともせずにストップ高となっている。引き続き前週末6日に、韓国のオンラインゲーム大手であるNHNエンターテインメントと資本業務提携を発表したことが材料視されている。また、ミクシィ<2121.T>の急落で短期資金が同社株にシフトしているとみられることも、株価急騰に拍車をかけているようだ。

 森下仁丹<4524.T>=急反発。下落基調が続いていたが、8月下旬以来の800円割れまで売られたことから値ごろ感が高まっている。同社は岡山県立大学と九州大学との共同研究で、ざくろに含まれるポリフェノール成分の「抗糖化作用」と「長寿遺伝子活性化作用」を発見している。ざくろを利用した製品開発を進めていることも再度注目されている。

 ジェイアイエヌ<3046.T>=反発。大人気アニメ「進撃の巨人」とコラボレーションをした特別パッケージの「JINS PC」の先行予約を数量限定で9日から開始しており、来年3月からの発売へ向けて期待が高まっている。キャラクターがメガネを着用した専用の描き下ろしイラストなどが付属しており、「進撃の巨人」ファン層からの人気を集めそうだ。

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出所:株経通信(株式会社みんかぶ)